盗んで旅するユーチューバーの件
「盗んで旅するユーチューバー」なんか語呂の良さを感じる、久しぶりに「おっ!」と目を引いた。事件の内容はご存知の通り、ユーチューバーが空き巣をしながら旅をするという内容の動画の紹介ですが、動画の内容よりも、この一文の方が深さを感じます。
この一文で検索をすると、「盗んで旅する空き巣系YouTuber~」が次点にあがる。これは後に続く「うざろんぐ」という、駄菓子の紹介にしかなっておらず、明快過ぎて捻りが欲しいところです、私だったら「空き巣系」の所で流れを止めるかな。もうちょっと下に行くと「泥棒しながら日本縦断のユーチューバー~」が目に付いた。「泥棒」というワードでユーチューバーの日本縦断記を語りつくしているが「ユーチューバー」を先頭にもってくれば五七調で纏まりそうなのだが、字余りですが。そういえばSEO的には大きいワードを左に持ってきた方が良いって聞いたことがある。
今度は「うざろんぐ」という商品名で検索してみる。一発目はこれだっ。「YouTuber永井康友(うざろんぐ)が空き巣で逮捕!」惜しい、しかし事実しか伝えてない、やはりトップの一文のような旅情感がない。私だったら、うざろんぐが駄菓子ではなく、永井康友と同列であるならば()内は不要にして、「が」も取り払う。するとこうなる「YouTuber、永井康友空き巣で逮ポ~⤴!」これより下の方はパッとしない、「空き巣ユーチューバー、うざろんぐ逮捕」全く心が動かない、「空き巣ユーチューバー」という職業の人物に「うざろんぐ逮捕」という言い回しを使って、逮捕にとてつもなく時間を要したという結論に達しているだけです。
仕方ないので「永井康友」で検索、WiKiがトップ、オートバイ・ロードレーサー、素晴らしい経歴の持ち主、別人ですね。申し訳ございません。直下のYouTube動画の写真の人です。見たことあります、前にTVに出てました。大物YouTuberですね。YouTuberとは最近の小学生のなりたい職業「ひよこ鑑定士」を抜いて上位の職業である。そんな少年少女たちの夢を空き巣というケチな犯罪で打ち砕いた「うざろんぐ」の功罪は大きいです。
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