ひがみ七訓
作者は誰なのか気になり調べたが、不明だという結果に行きついた。
「七訓」である。七つの「言いきかせてわからせる。教えさとす。おしえる。おしえ」である。
初めこの言葉にであったのは、3年前にいた職場の目立たない壁に貼ってあった張り紙です。他にも有り難い説教が貼ってあったのですが、この言葉は当時かなり心に響いたのだと思います。数日後にわざわざ画像にして残しているのですから。今読んでみても、心にズキッときますもの。あの頃から変わってないということでしょう。
歳を経てくると、頭ごなしに怒られることが減ってきます、ややもすると、自分と異なる意見を聞き流したりしています。論議をするのが億劫なのか、人を尊重できないのか。
若かったころの自分が、忌み嫌ってた人間になってしまっていないか。たまに振り返ることがあります。
「おしえ」なので、読むたびに心を律する気持ちになりますが、あまり気分が良くない、というか図星なのです。教えを守って生きていけば何か変わるかもしれませんが、それが、正しいとは言い切れないと思う自分もいます。
私にとってはどれも当てはまり、自分がどんなに「ひねくれた」人間なのかと思わされるばかりです。私にはこの言葉からは心の平穏は得られませんが、自分の内面に対しての問いかけです。どのように生きればこの言葉を読んでも平穏でいられるのか、ただ、今の自分はこの言葉はたまに読み返さなければならないようには思う。
どこまで、徳のある行動をしなければならないのか見当がつかないが、ひとつわかったことは、全て他人が評価することだ、という事。
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